2017年2月1日水曜日

◆2017年度 アーリーキャリアヘルスサイコロジスト賞について◆

日本健康心理学会に所属する若手研究者およびEarly Career研究者による国際学会大会での優れた発表を表彰することになりました。応募期間は21日から228日までです。奮ってご応募ください。

応募方法などの詳細につきましては,以下の書類をご参照ください。

2016年10月1日土曜日

◆第6回アジア健康心理学会大会にて◆

 72324日に,パシフィコ横浜にて第6回アジア健康心理学会大会(The 6th Asian Congress of Health Psychology; ACHP 2016)が開催されました。この大会の準備や運営には,津田彰委員長のもと,本委員会も委員一丸となって協力させていただきました。また,国際委員会関連のシンポジウムを2つ実施しました。

 まず1つ目は,Health and Well-Beingと題したシンポジウムです。インドネシア,日本,インド,マレーシア,イタリアの各国から一流の研究者をシンポジストとして迎え,健康とウェルビーイングに関する知見を交換し合いました。
Organizer: Akira Tsuda (Kurume University, Japan)
Chair: Satoko Kimpara (Miyazaki International College, Japan) & Yus Nugraha (Universitas Padjadjaran, Indonesia)
Presenter: Jenny Setiawan (Universitas Ciputra, Indonesia)
“Happiness among Sojourners Students: The Role of Extraversion Tendency, Emotional Support, Informational Support, and Resilience Efficacy”
Presenter: Keiko Ihaya (Kyushu University, Japan)
“Cognitive Approach of Resilience”
Presenter: Alpana Vaydia (Symbiosis College, India)
“Positive Outlook, Social Support, Self-Efficacy and Happiness among College Students”
Presenter: Rosnah Ismail (Universiti Malaysia Sabah, Malaysia)
“Exploration of Concept and Development of Socioemotional Instrument Framework on Health and Psychological Well-Being for Person with Learning Disabilities in Malaysia”
Presenter: Annamaria Di Fabio (University of Florence, Italy)
“Emotional Intelligence and Positive Hedonic and Eudaimonic Well-Being Outcomes”
Discussant: Donald H. Saklofske (University of Western Ontario, Canada)

 指定討論者であるDonald H. Saklofske先生よりのコメントを皮切りに,フロアからも活発な質問や意見が飛び交う,大変有意義なシンポジウムとなりました。ご参加いただいた先生方,ありがとうございました。

  2つ目のシンポジウムは,A Diverse Set of Lenses on the Study of Health Psychology in Asiaと題したものです。この企画は研究知見の交換だけでなく,各国の若手研究者の交流の場とすることも目的にしたものでした。日本,アメリカ,インドネシアの若手研究者がシンポジストであり,司会や指定討論も若手(?)から中堅(?)の国際委員が引き受けさせていただきました。シンポジウムの場だけでなく,企画準備段階で連絡を取り合ったり懇親の場でやり取りしたりといったことを通して,国を超えて次代の健康心理学を担う若手研究者同士が繋がりを持つ機会を提供できた企画であったと思います。
Organizer: Committee for International Relations, the Japanese Association of Health Psychology
Chair: Kaori Araki (Sonoda Women’s University, Japan) & Airi Naoi (Kindai University, Japan)
Presenter: Yoh Murayama (Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology, Japan)
“The Effect of Intergenerational Programs on the Mental Health of Older Adults”
Presenter: Elizabeth Borck (Asian Americans for Community Involvement, USA)
“The Mechanics of the Adolescent Drug Abuse Prevention and Treatment Program”
Presenter: Megawati Batubara (Universitas Padjadjaran, Indonesia)
“Occupational Commitment Effect on Work Engagement”
Discussant: Yoshiyuki Tanaka (Kyoto Tachibana University, Japan)

 このシンポジウムで話題提供をしてくださったMegawati Batubara先生は,Young Health Psychologist Awardを受賞されました。閉会式で副大会長の田中宏二先生から賞状を手渡され,とても喜んでおられた様子が印象的でした。

2015年9月11日金曜日

◆第28回年次大会にて国際委員会企画のシンポジウムが行われました◆

956日に桜美林大学にて開催された本学会の年次大会にて,「諸外国における学校問題の健康心理学研究の動向―児童生徒・教職員・教育行政制度に関する国際比較をもとにした研究―」と題したシンポジウムが行われました。高木 亮先生(就実大学),西野 泰代先生(広島修道大学),青木 紀久代先生(お茶の水女子大学)の3名に話題提供をいただき,田中 共子先生(岡山大学)に指定討論をお願いしました。最終日午後にもかかわらず,想定以上の先生方に本シンポジウムへのご参加をいただき,指定討論後のディスカッションも終了時間ぎりぎりまでの活発なものとなりました。ご参加・ご尽力をいただきました先生方に御礼申し上げます。

2015年5月18日月曜日

◆第3回PHCのご案内◆



 The 3rd Psychology and Health Conference (PHC 2015) 2015918日から20日にかけて上海にて予定されています。以下の2大会も同時開催の予定です。

The 2nd International Conference on Educational Psychology and Applied Social Psychology (EPASP 2015)
The 2nd International Conference on Positive Psychology and Well-being (CPPWb 2015)
 詳しくは大会ホームページをご参照ください。

2014年11月18日火曜日

◆第7回AAICP(Asian Association of Indigenous and Cultural Psychology)大会のご案内◆

 第7回AAICP(Asian Association of Indigenous and Cultural Psychology)大会が,2015年8月25日から27日にかけてインドネシアのバンドン(ジャワ島西部の都市)にて予定されています。詳しくはこちらをご参照ください。

2014年11月12日水曜日

◆2014ヤングヘルスサイコロジスト賞の授賞式が行われました◆



 年次大会時の懇親会の席上にて,第28回ヨーロッパ健康心理学会での若手研究発表者に対する「ヤングヘルスサイコロジスト賞」を受賞された5名の先生方に対する授賞式が行われました。とても和やかな雰囲気の中,理事長の田中先生から表彰状を受け取りながら,各受賞者の指導教員も交えた写真撮影もはじまってしまうといった様子でした。
受賞された先生方の笑顔!

  次年度に本賞の対象とする国際会議の検討もはじまっています。会員の皆様におかれましては,是非とも今回受賞された先生方に続いていただきたいと思います。次年度の賞に向けた告知を,改めてこのブログ上でも行いますので,時折,ご確認ください。